鍼灸治療を来院される方の訴えはどんなものが多いと思いますか？

私が働いていた米山鍼灸院で、過去10年間に初めて来院された患者さんの訴え（主訴といいます）を調べて学会で発表したことがあったのですが、その時の結果で1番多かったのが、首肩のこりでした。（2番目は腰痛です）

 

そして、当院に来院される方で一番多い訴えもやはり首や肩のこりです。

 

首肩こりが起こっている身体の状態とは？

この首や肩のこりというのは、症状が軽いうちは良いのですが、重くなってくると、マッサージなどに行っても一時的に楽になるけどすぐに戻ってしまい、通っても通っても元に戻らないという方が多くいます。

 

こういう場合大抵の方は「首肩こりが辛い⇒動かしにくい⇒血の流れが悪くなる⇒さらに首肩こりが酷くなる」という悪循環に陥ってしまっているわけです。

 

首肩こりがある人に共通すること

この首肩こりの原因は色々とあるのですが、共通していえることは自律神経の乱れ＝血流の悪さ＝筋肉・筋膜の硬化ということが体に起こっているといえます。

 

こうなると、非常に辛くて毎日が憂鬱な気分になり気力も沸かなくなってしまいますし、治療しても良くならないから、どうすればよいか分からなくなって悩んでいる方もいてるんじゃないでしょうか。

 

本当はこういった方にこそ、鍼灸治療が最適なんですが、「怖い・痛そう」という思い込みで敬遠してしまい、せっかくの楽になるチャンスを逃してしまっている方が多いのが、鍼灸の良さを知る私からすると、もったいないなあと常々思っています。

 

まあ、鍼灸師の私に言われても、嘘っぽく聞こえてしまうかもしれないですけど（笑）

 

ですが実際、当院へおっかなびっくり来院される方も、治療を受けてみると思ってたより痛くなかったと笑顔でお話される方がほとんどなので、もし首肩こりでお悩みで「怖い・痛そう」だけで鍼灸治療を敬遠している方は一度騙されたと思って、お近くの鍼灸院に行ってみてくださいね。

 

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