一月ちょっと前から「体外受精の為に体の状態を出来る限り良くしたい」という目的でご来院頂いている患者様がおられます。
この方は、温活回数券を使って、鍼灸治療とよもぎ蒸しで週に1~2度のペースでしっかりと身体の調子を整え、私のアドバイス(靴下は長いのはく、腹巻をするなど)を守って、さらに自宅でも自分でお灸を毎日続けるという、非常に熱心な患者様です。
この方がつい先日、体外受精の重要なステップである、「採卵」を行いました。
40代という年齢から考えると、受精した後に正常に進んで凍結するまでに至る卵子の数は、身体の状態が悪いと1個か2個下手をすると0個ということもあります。
患者様自身も、そこで少し結果がどうなるか気になさっていました。
その結果がどうだったかというと。
「凍結にまで至った受精卵が6個」という、かなりの良成績となりました。
これは、約一か月の間、治療をしっかりと続け、自宅でのお灸や日常生活でのケアを徹底して行ったという、ご本人の努力が実を結び、卵子の質がとても良い状態だったようです。
報告してくださった時の笑顔と、「これは先生に報告しないといけない。きっと喜んでもらえる。」とおっしゃられた言葉がとても嬉しかったです。
次の体外受精に向けて、より良い体の状態を目指して患者様と一緒に頑張るためのパワーを頂けた報告でした。
採卵、お疲れ様でした。そして、嬉しいご報告ありがとうございました。
今後も一緒に頑張りましょう。
※当院の治療効果には個人差があります。