以前このブログでご紹介した患者様が無事に出産をされたとの報告を頂きました。
今年の初めにご報告を頂いて、大喜びしたのもつい最近のことのようですが、時の流れは早いものですね。
自分たちが妊娠していた期間はとても長かったように感じるのに、患者様のことになるとやたらと早く感じます。
子供の成長とかもそうですよね。ちなみに、年を取ると時間が早く過ぎるように感じるというのは「ジャネーの法則」というそうです。
話がそれましたが、本題に戻ります。
実はこの患者様、妊娠発覚後から出産直前まで鍼灸治療と妊娠中期まではよもぎ蒸しも受けて頂いてました。(妊娠後期は体がしんどくて長時間座ることが難しかったのでよもぎ蒸し受けれず)
初期から出産前まで鍼灸治療をしても大丈夫なの?
妊娠中の鍼灸治療について気になる方もおられると思います。
結論としては、大丈夫です。
ただ、どれだけ健康な方でも、妊娠初期の自然流産の確率というのは10%~15%程度あると言われています。
ほとんどの鍼灸院や整骨院で安定期までは治療を行わないのは、この確率に当たってしまい、流産という結果になってしまった時に、どうしても「流産したのは鍼灸治療を受けたからなんじゃないか?」と、治療をする、される方共にこのような考えを持ってしまうからです。
ですが、この方の場合は、最初にご来院頂いた時から、妊娠したとしても治療をして欲しいと希望されていました。
ですから、「基本的には治療はしていないんです、理由は~」と正直に伝えた上で、それでも良いと納得を頂いたので治療を行っていました。
その結果、お腹の赤ちゃんは順調にすくすくと育って、以前の出産よりも大きく元気に産まれて来たとのことでした。
「お父さんと上二人のお兄ちゃんもメロメロで可愛いくてしょうがないみたいで、家族がとても幸せに包まれている。」という事をお聞きして、こちらも幸せな気分になりました。
ご出産おめでとうございます。今後もしっかりと育児疲れの体をケアさせて頂きますね!
※当院の治療効果には個人差があります。
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