30代の二人目妊娠中のママさんのお話。
二人目妊娠中というものは、どうしても身体の負担が避けれないものです。
一人目の子供に意識が行っているうちについつい無茶をしてしまいがち。
今回の患者様は元々腰が悪かったのが一人目妊娠中の時にさらに悪化してしまい、産後に負担が避けれない状態で歩くことすら辛いという状況になってしまっていました。
その当時、昔から実家の近くの鍼灸院には通っていたので、今住んでいる近所で鍼灸院を探して当院を見つけてご来院頂きました。
負担が避けれない中での治療となり、少しずつ少しずつという感じで治療を重ねて、数ヶ月経つころには腰の不安は無く過ごせるようになり、その後も定期的にご来院頂いていたところ、今回の妊娠となりました。
話は現在に戻るのですが、妊娠中でお腹が大きくなり始めた6か月を過ぎた頃でしたでしょうか。その日、お子さんがベビーカーで寝てしまっていたので、マンションの二回までお子さんを乗せたままベビーカーを横に抱えて上るという無茶をやってしまったのです。
その日の晩、私の携帯にメールが入りました。
「ぎっくり腰になってしまったんですけど、明日治療開いていますか?」という内容。
タイミングよく空きがあったため、予約を取って翌日。
入ってきた姿は、初来院を上回るおばあちゃん状態でした。
その時私はまだなぜギックリ腰になったのか知らなかったので、「先週治療したのに悔しい!!」と思っていました。
ですが、話を聞いてびっくり。
「○○さんそれはぎっくり腰になりますよ!」
「いけると思ったんですけど・・・」
そう思った理由にぎっくり腰を起こす数日前に鍼を受けて調子が良かったので油断をしてしまったのもあるようでした。
恐らく妊娠中でなかったらここまで酷い事にはなっていなかったと思います。
まあ、ぎっくり迄行かなくても、腰痛は起こしていたと思いますが(笑)
という訳で、妊娠中ということもあり、その日は弱めの刺激で様子を見てみることとしました。結果はあまり変わらず。
その後、徐々に刺激は上げつつ治療をしていましたが、ある程度の刺激が腰に入ってもお腹が張るなどの変化は一切なく、乱暴な鍼をしなければ妊娠中でも鍼の刺激は大丈夫ということを改めて感じました。
刺激量調節とともに、少しづつマシにはなっていたんですが、つい先日、切迫早産の危険性ありという事で外出禁止になってしまい里帰り前の最後の治療を受ける事が出来ないまま実家へと里帰りされました。元気な赤ちゃんが生まれますように!
おそらく、出産後またボロボロになった状態で来院されると思います(笑)
※当ブログ内で紹介されている施術の効果には個人差があります。