アラフォーの患者様。

 

美容と健康意識が高い方で、いつもは首のしんどさが少しあるくらいでそれ以外にはあまり症状は無い方なので健康管理的な意味で二週に一回ペースで来院頂いています。

 

その方が、ある日突然「今日は腰が痛いんです。」とおっしゃられました。

 

どこかに痛みがある時は必ず原因となる負担や疲れなどがあるものなので、こういう風な訴えの時は例え患者様が思い当たることが無くても、念入りに細かく必ず確認をしています。

 

というわけで、今回もいつもと違ったことはなかったかを確認するものの、特に変わったことはなかったとのこと。

いや、そんなはずはない!と痛くなった日の前日はどのように過ごしていたかを確認します。

この時、「特に何もしていない」と答える方がかなり多いのですが、何もしていないといいながら症状が出てくるようなことをしていたりするので、具体的にどのように過ごしていたかを確認する必要があるのです。

 

この方の場合は、「彼氏とデートに行って久しぶりに運転をした。」という事でした。

 

何も考えずに聞いていると「あー、そうなんですね。」で終わってしまいますが、私はこれを聞いてピンときました。

それは、久しぶりに運転をしたということ。

久しぶりの運転ということは、普段運転をしていないため、運転時にかなり緊張状態であることが推測されます。

緊張状態ということは、心身共にガチガチになってしまいますから、運転中の姿勢で負担のかかる、腰や首肩などに症状が出ることが考えられるわけです。

 

実際、この患者様も7年ぶりの運転でかなり緊張して運転したという事でそのせいで腰痛がでてしまっていたようでした。

このように一時的な疲れや緊張ででる痛みはすぐにとれますので、鍼をして翌週にはキレイに痛みはとれていました。

※当ブログ内で紹介されている施術の効果には個人差があります。

 

⇒特に思い当たることの無い腰痛の原因を確かめる方法とは?