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- 2018/10/04
- ストレス,自律神経症状,頚・肩のコリ、痛み,頭痛
何十年もの慢性頭痛で頭痛薬が手放せなかった患者さんの症例
何十年のあいだ慢性頭痛持ちで、市販の頭痛薬が手放せない50代男性のKさん。
スーパー銭湯の中にある、マッサージを毎週受けているもののその時は楽になるけど、やっぱり頭痛は起きるし、頭痛薬も飲み続けていました。
仕事も夜勤があったり、精神的にも緊張状態が続くという職業で自律神経が乱れやすい環境です。もう仕方ないと半ば諦めていたようでした。
その姿を見かねた当院に長年通っている患者さんに勧められ、鍼は怖いけど思い切って受けてみようと来院されました。
身体を見てみると、首肩の緊張が強く、いわゆる「ストレートネック」で疲れが溜まりやすく痛めやすそうな首。
そして、話をしていると色々なところに気を使う性格ということが見て取れました。
こういった性格の人は、意識的にも無意識的にも常に気を使っていますから、脳が興奮状態で交感神経が優位になりやすいというタイプです。
聞いてみると、案の定睡眠状態も悪く、余り寝れていないという事でした。
このような症状は得意な私ですから、いつも通り、脳の興奮を鎮めるように首に心地よい刺激の鍼を行い治療を終了。
翌週来ていただいた時にはよく眠れるようになって頭痛は一週間全く出なかったそうです。
それ以来、定期的に来院しておられますが、頭痛薬は一切飲まずに過ごされています。
※この記事は治療効果を保証したり、治療を勧めるものではありません。なお、当院の治療結果には個人差があります。