アラフォーの不妊治療でご来院中の患者様のお話です。

 

最近お仕事でお疲れ気味という事もあって、先週の治療時から体調不良を訴えておられました。

その症状は、全身のだるさ、のぼせ、腹痛といったものだったのですが、実際に身体を診てみると、頭皮がブヨブヨとかなりむくんでいました。

 

その事を伝えると、「えー?ほんとに?」と驚かれたのですが、実際に触って「ほんまや!」とその事実に改めてびっくりという漫才のネタのようなやり取りをしていました。実はこの患者様とは毎回こんなやり取りをしていたりします(笑)

 

そこで、頭皮のむくみを取るために頭に鍼をしていたのですが、これがかなり気持ち良いらしく、リラックスできたと大満足いただいてその日の治療は終了しました。

 

そして、次の治療の時のこと。

 

「先生、私の頭むくんでます?」と効いてくる患者様。

「そういえば、今回はむくみがかなりましになってますね。」と私。

「そうでしょ?先週治療してもらったあと、おしっこがめちゃくちゃ出て、旦那に下痢してるんか?って言われたくらいでしたもん(笑)」

 

確かにむくみの治療でおしっこが出ることは良くあるんですが、大抵の場合は足のむくみに対して治療するケースが多く、その時はむくんでる面積が広いのでおしっこが出るのもうなずけます。

 

ですが、今回は頭皮のむくみに対して治療していたため、そこまでおしっこが出るとは私も予想外でした。

 

これは、頭皮のむくみに対して治療をしていたのですが、私の治療の本質は身体の自律神経のバランスを整えるようにしているため、頭皮へのアプローチといえど、はりの刺激に対する反応が全身的に出た結果、頭皮を含めた全身のむくみが改善したためだと考えられます。

 

身体のどこに鍼をしても全身的に反応が出るという鍼の特性を改めて感じた一幕でした。

 

これからは、むくみに対して治療をした時にはそれが体のどこの部分であっても「今日の治療の反応で、おしっこが良くでれば鍼が良く効いてる証拠なんでチェックしておいてくださいね。」とドヤ顔(笑)でいうようにしようと思います。

※当院の施術の効果には個人差があります。

 

⇒むくみが気になっていて、私もむくみの治療を受けたいという方はこちら。